雑草対策!
外構工事担当の福田です。梅雨がなかなか明けませんねー。現場がのびのびになりがちです。梅雨が終われば猛暑もやってくるので、外での仕事は天気に左右され、思うように工事が進みません。参りますわー。
本日は、今年やたら多い 雑草対策の依頼案件から。抜いても抜いても1週間もしないうちにまた生えてきてしまいエンドレスに。除草剤をまいても、生えてこなくなることはなく、お客様も大変お困りな様子。
今回は、そんな状況の現場を見て頂きます。
こちらは、防草シートをして、砕石敷きにしている現場です。でも、雑草が凄い。スギナとかの強い雑草は、防草シートを突き破ってでてきてしまうんですねー。
重機を使いながら丁寧に鋤取り、既存の防草シートを撤去していきます。
防草シートの下には、こんなに凄いことになっています。根っこがぐるぐる状態。少し掘ると、枝のような太くて強い根っこがどんどん出てきます。これでは表面の雑草を抜くだけではどうしようもありませんね。
土も10cmくらい掘削処分し、砕石敷き、その上に新しい丈夫な防草シートを敷設。さて、庭のリフォーム工事です。縁石で花壇を造り、平板やパーゴラを設置し素敵な、雑草除去の手間のかからない庭に仕上げて行きます。
こちらはまた別の現場。
雑草だらけになってしまった植栽帯を、ご主人の希望のゴルフパター練習のできる人工芝に設置する工事です。知ってましたか?人工芝を敷く前には、ちゃんと丈夫な防草シートも敷くんですよ!
やはり地中は凄い根っこの量でした。こちらも土を10cmくらい掘削し、砂利を敷き転圧して地盤をしっかり固めてから防草シート、人工芝と敷いて行きます。
単に防草シートと言ってもグレードがあります。ホームセンター等に置いてある安い1m×50m巻き3000円くらいの商品では、正直すぐに雑草は突き破ってきてしまいます。高性能なものですと耐久性もありますが、金額も高額になります。現場の状況に合わせて商品を選択することをお勧め致します。
当社では、一般的に使っている防草シートは中級品程度のものを使っています。雑草が凄い場所であると、少し金額は高くなりますが、高性能なものを勧めるようにしています。
防草シートを敷いたから、もう雑草が生えてこないは間違いです。実際は、多少は生えてきます。シートの繋ぎ目やシートの端の部分からです。また、飛んできた種から生える物もあります。雑草が生えにくくなるが正解になりますので、良くご理解の上、工事依頼願います。
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